09:58:43
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ある人が、AIを使用して生成した絵について「己の実力で無い絵」と表していたが、それは妥当なのだろうか?

現代、相当数の絵描きは、その作業工程にコンピューターの力を借りている。ペイントソフト上で作業しているのではないか。それは果たして、「己の実力で描いている」と言えるのだろうか?例えば、アンドゥ・リドゥは「描き直し」をソフトにさせてる訳だし、レイヤの重ね合わせ時の効果(乗算とかオーバーレイとか)、ブラシのパターンなんかも、ソフトで自動で「描いて」いるのであって、自らの手とペンで、そうなるように描いている訳ではない。勿論、その使い熟しは絵描き自身の知識に拠る物だろうが、「描いて」いるのはコンピューターのソフトであって、当人の手に付いた技術では無い。これは、AIの使い熟しと同じ線の上に在るのではないだろうか。
何なら、手書きの頃から「そう」なのではないか。例えばスクリーントーンは、自分で「描いて」いると言えるだろうか。もっと突き詰めると、他者の絵を参考にする事でさえ「実力で無い」と言えてしまうだろう。それで得た知識は、他者から齎された物なのだから。

(続く)

10:00:05
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(続き)

真の意味で「絵描きの実力で描いた絵」というのは、恐らく存在しない。絵という概念を思いついた人が最初に描いた「絵」のみが唯一の例外だろう(人ではなく猿かも知れない)。
結局の所、史上初の絵以降、数え切れない数の絵が描かれてきたが、時代が下る毎に「実力」の割合はどんどん下がって来ているのではないか。皆「自分の実力でない絵」を「描いて」いるのではないか。それを無意識的に無視してきたのではないか。であれば「己の実力で無い」という論点の上で、AIで生成した絵を批判するのは、果たして妥当なのだろうか?

10:21:28
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私の最近の関心事の一つは、「どうも人間はAIに対しても、種差別(※)、或いはそれに準じる思考が在るようだぞ?」です。

※此処では、単に「人類は、人類かそれ以外の種かに依って、対象の扱い方を変えている」現象のみを指してます。天井冴太は「動物の解放」を主張するつもりはありません。

10:35:12
2023-07-08 10:28:28 【2025年 令和最新版 防水 太陽系 慢性的な咳】:syuilo:の投稿 syuilo@misskey.io
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11:51:05
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なんか若干怠みが有るな