ゲ謎2回目おわり 一度見てるので納得と救いのなさと未来への希望がより迫るのだった
●水木が記憶をなくして、何もわからないのに、なんで悲しいんだ…となるシーンが好きすぎる。
ゲゲ郎との絆は失われ、人はあまりに多く死にすぎ、子どもですら救われなかった村の記憶を水木は忘れて生きていく。
無情であり、一方(もしかしたら水木でも救えたかもしれない)沙代を救えなかったという記憶を遠ざける優しい采配のようにも思える。
●子どもが生きる未来がなるべく良くあるようにという祈りが作品の根底にあり、その最たるものがご先祖さまたちが鬼太郎の産声でちゃんちゃんこを作ったところだなあと思う。
赤ちゃんの鳴き声ってな、なんとかしてあげたくなるもんな…
●弱者を踏みつけてきた国がどうなろうが知ったこっちゃねえという水木にわかる…となるし、そこでゲゲ郎が自分たちの子だけでなく水木の生きている未来も見たいんだって言うのが、良いんだよなあ…
●龍賀一族、積極的に巨悪に加担してなかった次男も死んじゃうのが虚しい話でいいよねえと思う
●でもやっぱり墓場鬼太郎の水木の最期がちらつくのでその子拾ったら危ないよお!になっちゃう 六期はそんなことないはずなのに…
#映画