やっぱり毎日細切れより休日に時間取って読む方が推理を飲み込みやすいし、最後に有栖がまとめてくれるのも良かった。
殺したときの順番というか隠蔽工作にややこしい〜！になったけど、落雷という不測の事態が事件をとっ散らかせたんだと思うとわかるな…。ハイパーインフレーションで敵の知性がなさすぎてルークが思ったとおりにならなかった回みたいな…（わかりにくいたとえ…）
KindleUnlimitedが採用してるのは文庫版なので宮部みゆきの解説がついててそれも良かった。「動機を無視して推理をする火村」に対して"「犯罪という事象に至る人間の業を安易に物語化しない」という宣言だ。"って評してたのがそう、そこが良さよな…と思う。
そして有栖の火村を思う振る舞い、何度も読み返したいほど良かった…。犯罪の動機は重要視されないけど、苦しみを振り払えない友達を思う有栖は長編で何度も言及されていてありがたすぎる。
有栖と火村はなんど34歳を繰り返しても、ズッ友だよ……🫶🫶
#読書

寝ながら読んでたんだけど、最後らへんでウワ…ｳｳ…てなって感想まとめてからは有栖から火村への愛にたまらない気持ちになり、部屋をうろうろ歩いている