パン屋さんのカウンターで手持ち無沙汰に待ってるデイビットを脳内再生したときに思い至ったのが、『そもそもデイビットってお店で暇を潰す必要があるほど待つことってないな』という結論です。
効率というか、目的に向かって可能な限り最短の道のりを歩んだ男が、目的達成に必要な場合以外で時間を使うかって話ですよね。否、使わない。
我々一般人はお店で買い物する時、欲しいものが売り場で見つからなかったら店員さんに聞いて置いてるところに案内してもらったり、場合によっては在庫が無くて買えなかったりお取り寄せになったりしますよね。
でもデイビットはそこまでして欲しいと思うものが無い(記憶に残さなかっただけで目的外の欲しいものはあったかもしれない。なにせ、本人が趣味と言った映画鑑賞さえ最近は出来ていないと言っている)ので、本人も自身には人らしい嗜好が無いと思っているわけです。過去にあったとしても目的の妨げになる為無いものとして扱って来たと思うと本当にデイビット・ゼム・ヴォイドという男はよ…(褒め言葉)​​

ですからテスデイ成立の前提条件としてミクトランパで休息を取る必要があったわけですね。
心身を削り、自身が善いと思ったことの為に生き抜いた人。デイビット・ゼム・ヴォイド。彼が戦士の楽園でどのような休息を過ごすのか、その可能性に我々は一縷の望みをかけて日々妄想をして過ごしているのである。