かつてのマルコフ連鎖的な人工無能と、昨今のAI(LLM)との技術的な違いは小さくないけれども、本質的には大差ない、とは私も思う。もっとも、多くの人間(の実際的な側面)とも大差ない、とは思うのだけど。
GPTやPaLMなどを「知能」と捉えて利用すると勘違いが生じる。それっぽい文章を生成する道具と捉えてアイデア出しなんかに使う分には、今のAIで十分に事足りる。アウトプットでゼロからイチを生成するコストは、1を2にするよりもはるかに大きいので、そこをAIに手伝ってもらうのは実に生産的だと思う。
人間と同等以上の知的パフォーマンスを有するAIが出てくるまではあと何年もかかるだろうけど、それは意外と現在のLLMが進化する道の先にあるんじゃないか、という気はする。
ChatGPTは日本語よりも英語でやりとりする方が精度が高いのはよく知られているけど、Google Bardの場合はそれがより顕著。というか、英語ではちゃんと回答してくれるのに、日本語だとまともな返答が返ってこない例が多すぎる。
とあるなろう小説を読んでいて、ある国では現代に近い文明水準なのに、別の国では中世〜近世、というのに違和感を抱いたのだけど、よく考えたら20世紀までは国によって数百年レベルの差があるのは普通だった気がする。世界がある程度平準化してきたのってここ20年くらいだったかな。
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