アルコール水を摂取しない人だけが水素水やシリカ水に石を投げなさい
プレスリリースでは「もし量子超越性が存在しないのであれば、現在安全とされている多くの暗号機能の安全性が破綻してしまう」を強調してるけど、これは「量子暗号が存在すれば(IV-PoQを用いた定義における)量子超越性が存在する」の対偶なので、まぁそりゃ自明なんじゃね?という気もする。いや、こういう分野で軽々に「自明」とか言うとブン殴られそうではあるが......。
逆の「(IV-PoQを用いた定義における)量子超越性が存在すれば量子暗号が存在する」は直感的にもあまり自明でない気がするし、実際今回の仕事のメインはそっちのように見える。
「暗号の安全性」というと楕円曲線暗号みたいな既存暗号の安全性を想起するだろうから、少々混乱しそうなタイトルではある。「量子超越性」について計算の高速化の文脈で捉える人も多いだろうし。
ここで言う「暗号の安全性」とは何を指してるのかと思ったが、本文を読む限りでは「量子暗号の存在」のことか。
とすると、この研究の主旨としては、「量子暗号が存在すること」と「古典計算機の使用者が量子計算機をもつ使用者とのやりとりを通じて、相手に量子計算能力が備わっていることを検証可能なプロトコルが存在する」とが互いに言い換えられることを論理的に証明した、という理解で良いんだろうか。